おっぱいサバイバー

2015年28歳で乳がん告知。闘病の記録と感情をつづるブログ。

本・資料

がんになった自分の人生を肯定する

今日は定期(おおむね年一回)のマンモグラフィとエコー検査でした。無事にパス。しかしマンモグラフィがここ2、3回すごく痛くなっている気がする…… という話を主治医にしたところ、手術直後よりも年数を経過した方が痛みが増すのは「あるある」で、痛覚(神…

鈴木美穂さんの『もしすべてのことに意味があるなら』を読んだ

元日本テレビのキャスターで、ご本人も乳がん患者である鈴木美穂さんの『もしすべてのことに意味があるなら』を読みました。もしすべてのことに意味があるなら がんがわたしに教えてくれたこと作者: 鈴木美穂出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2019/02…

『女子と乳がん』を読んだ

2017年に読んだ本の中でも、これまで読んだ乳がんに関する本の中でも1位。いま、わたしが思っていることほぼすべてを代弁してくれている。作者みたいな乳がん患者になりたい。病気には二度となりたくないけれど。とくに若年性乳がんの患者で社会復帰をしたひ…

卵巣がん闘病記「元気になるシカ」を読んだ

卵巣がんを体験された藤河るりさんの「元気になるシカ」というコミックエッセイを読みました。昨年9月の発売直後から、Twitterなどで良い感想を目にしていたし、卵巣腫瘍を体験した知人からも紹介されたこともあり、ずっと気になっていました。ただ闘病記を…

NKJK読みながら泣いた

NKJKという漫画を読みました。インターネット上で良い評判を見かけたので、軽い気持ちで買いました。全二巻。[まとめ買い] NKJK(アクションコミックス)作者: 吉沢緑時メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るひとことで言えば、「大病を患った親友の…

「がんでも長生き心のメソッド」は、すべてのがん患者とその家族にオススメの本

聖路加国際病院精神腫瘍科の保坂隆先生と、乳がんステージ4患者でコピーライターの今渕恵子さんの共著「がんでも長生き心のメソッド」を読みました。 今までに読んだがんに関する本、生き方に関する本の中で一番良かったです。がんでも長生き 心のメソッド作…

がん患者10年の相対生存率から、乳がんについて考える

国立がん研究センターが、がん患者の10年相対生存率を公表しました。 今まで5年相対生存率は公表していましたが、10年は初めてのデータです。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160120/k10010378381000.htmlまず前提として、10年(5年)相対生存率を見る上…

麻美ゆま Re Start を読んで

麻美ゆまさんという、元AV女優がいます。 1987年生まれで、わたしのひとつ歳下です。26歳で、卵巣に境界悪性腫瘍(良性と悪性の間といわれる腫瘍)が見つかり、卵巣・子宮の全摘出を受け、抗がん剤治療を受けていました。現在は治療は落ち着き、AVは引退され…

No1 メンタルトレーニング読みました

だらだら過ごしている id:chira_rhythm55 です。 今週半ばから放射線治療が始まりそうなので、ちょうど治療の合間なんです。つまり何の予定もない状態。それにしても何のやる気も出ない。 最近は、友だちと話したり、パンを焼いたりして生活しています。のん…

「自分をどう元気づけるか」読んだ

乳がんライフを楽しんでいる id:chira_rhythm55 です、こんにちは。 前回のハロウィンの記事が思いのほか好評でホッとしています(仕事休んでるのに遊び過ぎでは!と言われるんじゃないかとドキドキしてました)。さて、今日は読んだ本の紹介です。 精神科医…

「どうして乳がんになったんだろう?」なんて嘆くのは意味のないことだ

乳がんの宣告を受けて、5ヶ月が過ぎました。 その瞬間から今に至るまで、繰り返し思っていることがあります。「どうして20代で乳がんになったんだろう?」日本人女性は、生涯で12人に1人が乳がんになると言われています。 また、男女を問わず、2人に1人は何…

そもそも “がん” ってなに?

連日 “がん” の話題がメディアを賑わせています。 わたしも患者となり、がんについて勉強する機会が増えました。先日、改めて、がんについてお話を聞く機会があり、自分自身の理解を深めるためにも整理します。

乳がん確定診断後、一番はじめに買った本

確定診断 を受けた際に、先生から言われて印象に残っている台詞があります。「20代の乳がんは、80歳のおばあちゃんがなるのとは意味が違う。これからずっと闘っていくことになるから、医者の言いなりにならずに、本を買ってきちんと勉強しなさい。」この言葉…