おっぱいサバイバー

2015年28歳で乳がん告知。闘病の記録と感情をつづるブログ。

笑顔で乗り切った、初めての抗がん剤

筆者が抗がん剤治療や手術を行ったのは2015年のため、治療に関する情報は最新と異なる可能性があります。なお、筆者の近況はTwitterで発信しています。

前回の記事は 乳がん告知から1年が経ちました でした。告知から約1ヶ月後には、3泊の入院で初めての抗がん剤投与を行いました。そして、そこから1年。

自宅療養中は、できるだけ前だけ見ようと心に決めていました。そのため、初めての抗がん剤について考えずに過ごしていました。しかし、1年が経ち、社会復帰もできたので、そろそろ入院中のようすを振り返ろうと思います。つらい描写になるかと思いきや、すべて笑顔の写真でした。


わたしの場合は、初めての抗がん剤投与の前日から入院しました。とはいえ、前日はすることもなく、「がん以外は健康」という状態だったのでネットをしたり読書をしたりと、ヒマをつぶして過ごしていました。
写真は、大部屋の予定が病院都合で個室をゲットして笑顔のようす。病人っぽくなりたくなかったので、パジャマは持ち込みです。

入院直前に Facebook で乳がんを告白したところ、たまたま関西に来るという友だちがお見舞いに来てくれました。やっぱり友だちに会えると嬉しくて心強かったです。会うなり「パジャマが派手」と言われたのも作戦通りで、心配をかけるのも最小限で済んだかな... がん専用病棟に友だちがいたら心配しないわけがないですけどね.. とにかく来てくれて嬉しかったです、ありがとう。
当時は気が動転していたのか全く気付かなかったけど、パジャマとお見舞いのお花の色合いが最高。

入院2日目は抗がん剤の投与。抗がん剤投与で入院をする最大の理由は「アレルギー症状が出た際に迅速に対応するため」です。緊急時にも対応できるよう、処置室のわきで点滴を受けました。
写真は、思いのほか何も起きずに笑顔のようす。髪型おかしいっぽいけど、ヘアバンドしているせいです.. 投与中、副作用やアレルギーは出なかったけど、6時間もかかったので飽きました。

投与中の6時間以外は、ときどき問診はあるものの、ほとんどヒマだったので、PCを持ち込んでインターネットをしていました。運良く個室だったので、居心地も良かった。

で、3日目。微妙に顔が赤いけど、まだ大きな変化はなく笑顔。食欲もあり、普通にごはんを食べたり、コーヒーを飲んだりしていました。
持ち込んだ水筒や箸セット、パジャマもすべて顔が描いてあって趣味の一貫性を感じる.. 好きなものに囲まれるのは大事ですね。

4日目には退院でした(写真なし)。
写真で振り返ったところ、すべて笑顔で我ながら強いな.. と思います。絶対負けないぞ!病人っぽくなってたまるか!と思い続けていました。

抗がん剤の副作用がつらいのは、退院後でした。入院前に、担当医にも「入院中はたぶん何もないから、お見舞いなくても大丈夫ですよ(意訳)」ということを言われていました。その後、吐き気や高熱や倦怠感で日常生活が厳しくなるのは数日後から。投与中、何もなかったので油断していた部分もあります。まあでも乗り越えられて良かった!

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