おっぱいサバイバー

2015年28歳で乳がん告知。闘病の記録と感情をつづるブログ。

敢えておしゃれに楽しむ!脱毛に使えるギャル向けウィッグ3つ

筆者が抗がん剤治療や手術を行ったのは2015年のため、治療に関する情報は最新と異なる可能性があります。なお、筆者の近況はTwitterで発信しています。

抗がん剤の副作用で、もっとも見た目の変化が激しい頭髪の脱毛(使う薬や体質によっては、脱毛の起きない方もいます)。
特に髪を大事にしていた女性は、ショックの大きいものだと思います。
わたしは、もともと派手なファッションが好きで、10年以上パーマやカラーで髪と頭皮を痛めつけていたため、「ウィッグ(カツラ)で色んな髪型できるラッキー!」「これでやっと髪と頭皮が綺麗になるな…」と、逆手にとって楽しむことにしました。


アイコンに使っているこの写真もウィッグ

20代や30代の若い世代では、おしゃれにファッションとしてウィッグを使うことで、 “ヅラっぽい” 違和感を軽減できます。元の髪型と全く違ったり、少し派手なくらいの髪型の方が不自然さを感じにくいです。
ファッション用のウィッグは、ギャルやコスプレ向けと思われがちですが、若い女性がん患者の強い味方!何といっても数千円から手に入る価格が魅力です。医療用ウィッグは数万円〜数十万円と高価…。安く、かわいいウイッグを多数揃えれば、コーディネートの一つとして使えます。
抗がん剤治療後しばらくで使わなくなるウィッグ。お手頃価格で抑え、おしゃれに楽しむことで、脱毛ライフを楽しむのがおすすめです!

1. 敢えてギャルっぽさを出しまくる


毛先がピンクのツートンヘアはギャルっぽくコーディネートして若作り

お手頃なファッション用ウィッグの難点は、馴染みが悪い場合があること。そんなときは、帽子(特にニット帽だとファッションの一つに見えます)で生え際とつむじを隠すと自然になります。


やや不自然なつむじと生え際 / 帽子をかぶると寄っても自然

ギャルコーデには付けまつ毛が必須なので、脱毛で減ったまつ毛や眉毛を隠すためにも、ちょうど良いのです(写真ではカラコンも入れています)。
このツートンウィッグは、送料・税込みで3,080円。以下から買えます。

2. 夏場はショートヘアでカジュアルに

ロングヘアは夏場に暑かったので、冒頭でも使っているショートのウィッグも買いました。
こちらは馴染みがよくて、帽子なしでもかなり自然。アシンメトリーカットなので、大人めなコーデもできます。


髪色のせいか馴染みが良かった


アシンメトリーで左右違うカット

そして、このウィッグの魅力は値段!なんと送料・税込みで2,680円。お試しで買ってみたけど大正解でした。
馴染みが良いのと、猛暑だったこともあり、夏は一番よく使っていました(秋はロングを使いたいなー)。

3. 自然さと使いやすさならウェーブのミディアムヘアが最強

ツートンヘアやアシンメトリーショートにハードルが高い場合は、ルーズのミディアムヘアが便利です。
寝ぐせ風パーマで、カラーもナチュラル。どんな服装にも合います。


伊達メガネを使えば、まつ毛の減りも目立ちにくい


帽子なしでも自然 / カジュアルな帽子にも合う

この「天使のウィッグ」シリーズは、ファッションウィッグにしては少しお高いながら(と言っても一万円前後ですが)、総手植えというのが魅力です。医療用ウィッグの技術を使っているため、とても自然に見えます。

以上、わたしの気に入っているウィッグ3選でした。
ちなみに、ネイルは爪に優しい上羽絵惣の胡粉ネイルを使っています。

がん患者の「外見ケア」は広がっており、これからますますホットなテーマになるでしょう。
つらい抗がん剤治療や、脱毛が続くその後の生活も、楽しんで乗り切っていきたいと思います。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150911-00000010-sasahi-life