乳がん告知受けてから1000日経過していた
筆者が抗がん剤治療や手術を行ったのは2015年のため、治療に関する情報は最新と異なる可能性があります。なお、筆者の近況はTwitterで発信しています。
ふと気づいたら、乳がん告知受けてから1000日経過していた。日数は、このブログのサイドバーのはてなカウンティングで記録している。そして、もうすぐ復職して2年が経つ。
いつからかは分からないけれど、告知される前からずっと、がんは体の中にあったのだろう。それなのになぜか、告知日を記念日のように思う。そんなポジティブなこと、告知直後はまったく考えられなかったけれど。あの日を境に人生は変わり、いまだに治療は続いている。それでも、ほとんど昔のように暮らしている。
正直にいえば、時が経つに連れて、病気について公開することをためらうようになってきた。「若い乳がん患者」というレッテルは、わたしの個性のひとつではあるけれど、肩書きではない。それは病院の中だけでもう十分、と思うようになってきた。
それでも時どきこうやってブログを書くのは、同じような境遇のひとに、少しでも勇気を与えられると良いと思うからである。わたし自身が治療中つらかったとき、病気を乗り越えた人たちの記録に勇気をもらっていたから。
最終的には10000日は生きたい。ところでその頃、はてなカウンティングはちゃんと表示されるだろうか。