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おっぱいサバイバー

2015年28歳で乳がん告知。闘病の記録と感情をつづるブログ。

「がんでも長生き心のメソッド」は、すべてのがん患者とその家族にオススメの本

聖路加国際病院精神腫瘍科の保坂隆先生と、乳がんステージ4患者でコピーライターの今渕恵子さんの共著「がんでも長生き心のメソッド」を読みました。
今までに読んだがんに関する本、生き方に関する本の中で一番良かったです。

がんでも長生き 心のメソッド

がんでも長生き 心のメソッド

保坂隆先生の勤める「精神腫瘍科」とは、英語ではサイコオンコロジーと言い、がん患者や家族のための心・精神のケアを目的としています。わたしは、ちょうど抗がん剤治療中に講演を聞く機会があり、とても支えになりました。

oppai-survivor.hatenablog.com

そんな保坂先生の出される本ということで、発売前から気になっていました。が、正直にいうと「長生き」という言葉が引っかかり、なかなか手に取れませんでした。がんで多くの人が死ぬ時代は終わったと思っているし、きちんと治療をして長く生きていく覚悟があるから、「がんでも長生き」という表現に過敏になっていたのだと思います。

その後、(ホルモン治療は続いているけれど)通院の多い治療は落ち着き、仕事にも完全に復帰し、日常生活が戻ってきました。自分自身と向き合えるようになったので、勇気を出して読みました。

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はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第1弾「はてなブロガーに5つの質問」に答えます

はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第1弾「はてなブロガーに5つの質問」

1.はてなブログを始めたきっかけは何ですか?

乳がん告知の直前から直後にかけて思っていたことのひとつに「インターネットのがん情報は、残念ながら、良いものばかりではない」ということがあります。個人のブログの力は微々たるものかもしれないけれど、1人でも多くの命を救いたいし、1人でも多くの人の励みになりたい。そして、わたし自身もブログを書くことで、ポジティブな気持ちになれると思い始めました。

2.ブログ名の由来を教えて!

病気らしくないポップな名前がよかったこと、そして長く強く闘う意味を込めて「おっぱいサバイバー」としました。優しさと強さが同居する感じが気に入っています。
ちなみに、名前をつけたころは乳房全摘手術を予定していたのですが、治療のかいあって 温存手術を選べました 。結果的に、文字どおり「おっぱいサバイバー」になって良かったなと思っています。

3.自分のブログで一番オススメの記事

このブログの閲覧者は、ほとんどが検索流入なので、情報がまとまっている記事のほうが読まれる傾向があります。が、わたしとしては、感情を書き残した記事のほうがオススメです。

oppai-survivor.hatenablog.com

4.はてなブログを書いていて良かったこと・気づいたこと

良かったことは、同じ病気の人に自分の記事が届き、コメントやメールをもらえること。「誰かのために書きたい!」と思っているので、きちんとターゲットに届くのは嬉しいです。
気づいたことは、意外とみんな優しいということ。がんというと、変な治療法や自分とは合わないポリシーを押し付けられることも懸念していた。しかし実際は、応援していただくことが多く、ほんとうに励まされています。

5.はてなブログに一言

闘病ブログ、見るのはつらいこともあるけれど、患者のメンタルを支えるものになると思うので、もっと広まってほしいです。

http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/hatenablog-5th-anniversary

がん告知直後のインターネットの情報との向き合い方

もし、自分自身や、家族・友だちが「がんかもしれない」という状況になったら、どんな行動をとるでしょうか。がん検診や健康診断で再検査となったり、疑わしい症状が出ていたら、いてもたってもいられないと思います。

そして、インターネットで検索し、病気のこと、治療のこと、さらには生存率まで調べてしまうでしょう。

わたしも、健康診断で再検査となってから、何度も何度もネットで乳がんについて調べました。職業柄、ネット上の医療情報は出典が明確でなく疑わしいものも多いこと、個人の体験談は元気なときだけでなく気分の沈んでいるときに書かれることも多いことなどを知っていたため、すべての情報を間に受けていたわけではありません。それでも、検索せずにはいられなかったし、あいまいな情報を見て気分の浮き沈みを繰り返していました。

ところで、先日こんな記事を見かけました。

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