おっぱいサバイバー

2015年28歳で乳がん告知。闘病の記録と感情をつづるブログ。

ピンクリボン京都シンポジウムに行きました

筆者が抗がん剤治療や手術を行ったのは2015年のため、治療に関する情報は最新と異なる可能性があります。なお、筆者の近況はTwitterで発信しています。

またまた久しぶりの更新です。
なんとブログをサボっている間に、抗がん剤治療が終わりました!イエイ。

で、今日は、運良くチケットが当たったピンクリボン京都シンポジウムに行ってきました。

プログラムは、以下の4つ。
今まさに乳がん闘病中のわたしは、主にⅢが聞きたくて参加しました。

Ⅰ.講演『明日を拓く乳がんのチーム医療』
Ⅱ.講演『子宮頸がんの治療と予防の最新情報』
Ⅲ.講演『乳がんであることをどうやって乗り越えていけばいいのか?』
Ⅲ.講演『明るくさわやかに生きる―アグネスが見つめた生命―』

ピンクリボンフェスティバル公式サイト | ピンクリボンフェスティバルのオフィシャルサイトです。乳がんについて、ピンクリボンフェスティバルの概要、全国的な活動の様子やイベント情報などをお知らせします。

実は、難しくて分かりづらい内容を想像していたんですが、4講演ともに分かりやすくてためになりました。

乳がんのチーム医療や最新医療については、ある程度知っている内容が多かったものの、復習的に改めて聞けて安心しました。
Ⅱは、乳がんに興味があるので、子宮頸がんの話はつまらないかなーと思っていたものの、お話された小西先生が素敵な方でとても良かったです。子宮頸がんについてのほか、産婦人科医や妊娠のお話、人間のセックスについてまで語られていてアツかった。

そして気になっていたⅢの『乳がんであることをどうやって乗り越えていけばいいのか?』は、想像通り、とてもためになりました。
乳がん患者の方や家族に参考になりそうな点を、メモ程度ですが載せておきます。

  • 乳がん患者の30%、乳がん患者の夫が40%程度、うつ病・適応障害になる
  • それを防いだり改善するにはスポーツが良い
  • 主治医や家族は、患者の精神疾患に気づきにくい
    • 1つは、自分の患者(家族)が精神疾患なはずがない(そうあってほしくない)という思い込みが強い
    • 2つは、がんなんだから悲しい・つらいのは仕方ない、という思いがある
  • だから患者は自分で気づく必要がある
  • ホルモン療法では、特にうつになりやすい
    • そしてそれを主治医が伝えることは少ない
  • 治療をしながらうつ病を治すことはできる

ところで、こちらはいただいたグッズたち。
トートバッグにプリントされたモモは、インターネットの人間からするとポストペットのイメージが強過ぎるんだけど、いつの間にか社会貢献活動をしていて出世した感じがします。
ピンクのボトルは SLAN DE CABRAS というミネラルウォーターらしい*1


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