おっぱいサバイバー

2015年28歳で乳がん告知。闘病の記録と感情をつづるブログ。

夫とバリカンで頭を丸めた思い出

筆者が抗がん剤治療や手術を行ったのは2015年のため、治療に関する情報は最新と異なる可能性があります。なお、筆者の近況はTwitterで発信しています。

もともと長髪パーマだった夫。
わたしが抗がん剤で脱毛が起きる可能性が高いと分かってから、坊主にしてくれました。
本人は「いや、もともと坊主にしたかったし」と言っていますが。

女性が副作用で脱毛すると、夫や兄弟・息子などの家族は、一緒に頭を丸める方もいるようです。
昨年は、川崎フロンターレの大久保選手が話題になっていました。

www.soccer-king.jp

わたしと夫が通っている美容室でも、「実は僕も家族ががんになって坊主にしてたんですよ」という美容師さんがいました。ちなみにその方は「でも脱毛起きなかったんですけどね」と言ってましたけれど。使う薬や相性によっては、脱毛しないこともあるようです。

初めての抗がん剤を投与して数日後に、二人で美容室へ行きました(なぜか初回は副作用が軽くて外出できた)。夫は坊主に、わたしはベリーショートにしました。
前もって切っておけば良かったんですが、治験参加の関係で、前日まで投与する薬が決まっていなかったんですよね。

わたしの脱毛が始まってからは、バリカンを買って、風呂で一緒に刈り合いました。最初は、なかなかうまくいかず、大爆笑でした。風呂なので全裸だし。
その後、夫はバリカンで散髪する日々。自分でできるのはラクでよいですね。坊主とはいえ、美容室に行ったほうがずっときれいですけど(夫の頭をみて、坊主ほど美容師さんの腕がわかる髪型はないなと思いました.. 当たり前だけどプロはすごい)。

というのも、もう半年前の思い出です。
今は、わたしもすっかり髪が伸びて、次の髪型を楽しみにしている日々です。

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